ここ最近で一気に冷え込み、冬が到来しましたね。

冬季うつ病-体がだるい

冬だけは「なんかだるい」と感じているあなた、

もしかしたら、冬季うつ病かもしれませんよ。

冬だけ発症する「冬季うつ病」

「うつ病」は、誰でもかかる可能性のある心の病として知られています。

「冬季うつ病」も、ここ最近では認知度も高くなってきましたが、

実際には、1984年に発見されている病気です。

 

この病気は、季節性感情障害(SAD)のひとつで、

その名の通り冬だけ発症します。

冬季うつ病-認知度

この冬、なんか気が滅入る感じや、

甘いものを無性に食べたいと思っていませんか?

 

年間を通して、どうも冬は心身の調子がおかしいという方、

もしかしたら「冬季うつ病」かもしれませんよ。

 

「うつ」と聞くと、重い病気のイメージを持たれるかもしれませんが、

この病気は比較的軽い病気なので、深刻になさらずに。

 

また、冬に怖い病気と言えば、「インフルエンザ」ですね。

来年(2014年)に流行ると言われているインフルエンザについて、

以下でまとめてあるので、よろしかったらご覧ください。

2014年はタミフル耐性を持ったインフルエンザが流行する。

 

冬季うつ病の症状

この病気の症状として、以下が挙げられます。

 

  • 自己否定的になる
  • 無気力感になる
  • 過眠にも関わらず日中も眠気がある
  • 人付き合いがおっくうになる
  • 集中力が低下し、普段やり慣れた家事や仕事ができなくなる
  • 炭水化物や甘いものが欲しくなる
  • 好奇心が低下する

 

様々な症状がありますが、大きくまとめると、

うつな気分、過食、眠気の3つの症状が表れやすいことが特徴です。

冬季うつ病-症状

この中に、あなたの当てはまる症状はありましたか?

 

いくつも当てはまったからといって、心配しなくても大丈夫です。

このチェックだけでは「冬季うつ病」かどうかの判断はできませんし、

先程お話しした通り、決して重い病気ではないので。

 

ただし、このような症状で日常生活にまで支障をきたしている場合は、

即座に病院に行くことをお勧めします。

 

うつ病との違い

「うつ病」と「冬季うつ病」の大きな違い、

それは発症期間が限定されているということです。

 

「冬季うつ病」は、その名の通り、冬のみ症状が現れます。

つまり、春になれば自然と元に戻ります。

冬季うつ-回復

精神的な問題を抱えているわけでもないため、

同じ「うつ」という名前が入った病気でも、

通常の「うつ病」とは大きく異なります。

 

また、「うつ病」はどちらかといえば摂食・不眠となりますが、

「冬季うつ病」は、過食・過眠となります。

 

冬季うつ病の原因

冬季うつ病は、日照時間に起因すると考えられています。

冬季うつ病-原因-日照時間

統計的にも、日照時間が少ない経度の高い国では、

人口の10%~20%もの人が冬季うつ病にかかるとのことです。

 

では、何故日照時間が少ないと、冬季うつ病にかかるのでしょうか?

 

冬季うつ病にかかる原因は、二つの要素が大きく絡んでいます。

それは、セロトニンメラトニンです。

 

セロトニン

三大神経伝達物質の一つで、精神面に大きな影響を与えます。

セロトニンによって、心身の安定や心の安らぎなどにもつながることから、

幸せホルモン」とも呼ばれています。

 

逆にいえば、セロトニンが不足すると、

うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいということです。

 

人間は、日光を浴びることで、セロトニンの分泌が促されます。

つまり、日光が少ないと、セロトニンの分泌が少なくなるため、

うつ状態になりやすくなってしまうのです。

冬季うつ病-セロトニン

 

メラトニン

体内時計を調節するホルモンで、体内のリズム睡眠に大きく影響します。

 

メラトニンは、太陽の光を浴びて約14~15時間後に分泌されます。

外が明るい間はほとんど分泌されず、

暗くなりだしたら分泌量が増えてきます。

冬季うつ病-メラトニン

日光が少ないと、メラトニンが分泌されるタイミングがずれ、

体内のリズムが狂ってしまいます。

 

それは、生活リズムの乱れにつながり、

疲れやすい、無気力、食欲の制御不可、

つまり、うつ状態に陥ってしまうのです。

 

冬季うつ病の治療法

冬のみ発症するとはいえ、我慢するのは辛いので、

やはり治療することをお勧めします。

 

ここまでのお話しで、お気づきかと思いますが、

一番自然な治療方法は、日光にあたることです。

冬季うつ病-治療-日光浴

部屋に日光が届かない場合でも、

ちょっと外に出れば日光にあたることができるはずです。

普段の生活に、日光を取り入れることを心がけてみてください。

 

日光を取り入れることがどうしてもできない・・・

 

という方でもご安心ください。

他にも以下のような方法があります。

 

  • 光療法
  • 食事療法

 

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光療法

この病気で病院に通う場合、大半の方に行われる治療法です。

これは、投薬よりも効果が高いと実証されている療法です。

冬季うつ病-治療-高照度光療法

専用の高照度光照射装置で症状を改善します。

照度5000~10000ルクスの光に短時間当たることで、

セロトニンの分泌が促されるようになります。

 

治療効果も早く、一週間程度で効果が現れてくるようです。

冬季うつ病-光療法

また、この装置は市販化もされています。

お手頃な価格とはちょっと言えませんが、

装置を買うというのも一つの手段であると思います。

 

ただ、専門的なことはやはり医者に聞くべきなので、

購入するとしても、まずは医者で相談する方がよいと思います。

 

食事療法

「冬季うつ病」に限らず、「うつ病」も

セロトニン不足によることが指摘されています。

光療法のみならず、食事からもセロトニンを増加させることが可能です。

 

厳密には、トリプトファンと呼ばれるアミノ酸が絡むのですが、

ここでは、小難しい話はおいておきましょう (笑)

 

キーとなる栄養素は、タンパク質ビタミンB6です。

冬季うつ病-食事療法-タンパク質

タンパク質は、肉、魚、大豆などから摂取することができます。

また、ビタミンB6は、バナナ、さつまいも、レバー、青魚などから

摂取することができます。

 

食事の際には、これらを工夫して摂取するように心がけてみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

経度が高い国では、冬季うつ病は一般的な病気です。

日本で、あまり認知されていないのは、

日本人は冬季うつ病だと気づいていないことが多いからです。

 

冬季うつ病は、辛くても我慢していれば必ず治るものなので、

我慢強い傾向にある日本人は、病気と自覚せずに我慢することで

冬を乗り越えてきました。

 

でも、一度あなた自身を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

もしかすると、知らぬ間に冬季うつ病だった、

もしくは、現在冬季うつ病かも知れませんよ。

冬季うつ病-落ち込む

最初の方にもお話ししましたが、

冬季うつ病でも大きな心配は不要です。

 

冬季うつ病は、冬眠に似たようなものです。

冬が終われば回復し、元気になります。

必ず春は訪れるのです。

 

ではでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

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