お米を〇〇で食べると、ダイエットのみならず美容にもなる。
近頃、お米を食べることでダイエットができる
「お米食べるダイエット」が話題を呼んでいました。
ダイエットに着目されていますが
ある簡単な方法を加えることで、
胃腸を鍛え、体内からキレイになる美容効果もあるのです。
胃腸を鍛えて身につける胃腸力
胃腸はどのように鍛えればいいの?
胃や腸は、ほとんどが筋肉でできています。
その割合は何と、7割です。
「筋肉でできている」ということは、他の筋肉と同様な鍛え方が可能です。
ウェイトトレーニングをしたことがある方はご存知の通り、
マシンやバーベル、ダンベルを持ち、筋肉を動かして鍛えますよね。
同じように、胃や腸にダンベルなるものを持たせて動かすのです。
早とちりして、本当のダンベルを持たせないでくださいね。
それができるのであれば、あなたの胃腸はすでにムキムキですよ (笑)
ダンベルの役割を果たすもの、それは、口に含んだ食べ物であり、
よく噛むいう行為で、胃腸を動かして鍛えることができるのです。
噛むことがどのように胃腸を鍛えることにつながるのか
食べ物を噛むことで、消化液である唾液の分泌が多くなります。
唾液はアミラーゼと呼ばれる消化酵素を含んでおり、
アミラーゼが食べ物を糖に分解します。
つまり、唾液は食べた物を消化しやすい状態にしているのです。
唾液で消化しやすい状態にされた食べ物が胃に送られ、
胃の蠕動(ぜんどう)運動により、胃酸と食べ物が混ざりあり、消化していきます。
お気づきの方がいると思いますが、この蠕動運動が重要になります。
蠕動運動とは、簡単に言うと波のようにくねらせて動くことを指します。
ミミズのような動きと言えばイメージしやすいですかね。
逆に、よく噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、
唾液の分泌量が減るため、消化されていない状態で胃に運ばれてきます。
この状態では胃に負担がかかり、胃の調子が悪くなります。
そのため、蠕動運動がうまく行われなくなるのです。
胃の話ばかりになっていますが、腸も胃と同様に蠕動運動をします。
そのため、胃での消化が弱い場合、腸の蠕動運動がうまく行われなくなります。
筋肉を鍛えるためには、自分に適した重さでやることが重要です。
重すぎるウェイトでトレーニングしても、
かえって怪我をする可能性が高くなります。
これは胃腸でも同じことが言えます。
つまり、口に含んだ食べ物が消化されやすい状態というのが、
自分に適したウェイトなのです。
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お米が胃腸力強化にいい理由
以前、当ブログでお米が日本人に適しているというのをお話ししました。
以下でお話ししているので、よかったらご覧ください。
これも理由の一つではありますが、最大の理由は、
お米が「粒食」であるということです。
同じ炭水化物でも、「粉食」のパンや麺類は、
あまりかまずに飲み込んでしまいがちです。
それに対し「粒食」のお米は、噛むことを自然に誘導してくれます。
ここで注意すべきなのは、白ご飯が一番望ましいということです。
同じお米であっても、お茶漬けや卵かけご飯、カレーなど、
汁気の多いものはかきこんでしまう傾向があります。
それでは元も子もありません。
お茶漬けはかきこんでこそおいしいのに!!
分かります (笑)
でも、「胃腸を鍛える」という点からみると、
かきこむ行為は厳禁なので、グッと堪えてくださいね。
お米で胃腸力を鍛えることで得れるもの
まず、胃腸力が鍛えられると、太りにくい体質を得ることができます。
胃腸の動きが活発になるため、消化吸収がよくなり、
余分なものを排出する力も高まります。
つまり、ため込みにくい体になります。
また、よく噛むことによって、唾液の分泌が促されます。
先程は触れませんでしたが、唾液には、
若返りに効果的といわれるホルモン「パロチン」が含まれているので、
アンチエイジング効果も期待できます。
さらに、お米は炭水化物というイメージが強いですが、
ビタミンB群やミネラル、食物繊維などもバランスよく入っているため、
肌質が改善され美肌につながるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もう一度おさらいしておきますと、
胃腸は、お米をよく噛むことで鍛えることができます。
胃腸が鍛えられることで、以下の3つの効果を獲得することができます。
太りにくい体質になる
アンチエイジング
美肌
よく噛むことでいいことばかりを得られるので、
今後は、お米をよく噛んで食べていきましょう。
お米をよく噛むことができないという方に、一つアドバイスです。
お米を食べている間、噛んだ回数を数えてみましょう。
自ずと噛む回数が増えますよ。
ただ、数えることに集中しすぎてしまうと、
会話がなくなるので要注意です (笑)
ではでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
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