臭い汗対策の半身浴。汗腺機能を効果的に高める3ステップ。
汗のにおいが気になるというあなた。
以下の項目にあてはまりませんか?
- 普段からあまり汗をかかない生活をしている
- 汗をかくとすぐに臭くなってしまう
- 部分的に汗が大量にかいてしまう
もし、あなたがこれらの項目にあてはまるのであれば、
汗腺機能が衰えている可能性があります。
汗腺機能が衰えると、
臭い汗を出して周囲の家族や友人に避けられることもあるので、
汗腺機能を高めていきましょう。
汗腺機能が高まると、臭くない『良い汗』がかけるようになり、
基礎代謝もあがるため、『太りにくい体質』にも変えていくことができますよ。
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汗が臭い:汗腺機能が衰える原因
汗腺機能は、筋肉などと同じで、
使用されない時間が多いと衰えてしまいます。
- 1日中クーラーをガンガン使用している室内にいる
- 椅子に座りっぱなしのデスクワークで全く運動していない
このような現代社会では、『汗をかくこと』が少なくなりました。
汗をかく機会ことが減った結果、汗腺機能は衰えていき、
ベトベトして悪臭を放ちやすい『悪い汗』をかく人が多くなっています。
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汗腺機能が衰えると汗が臭くなるのは何故?
汗は、高くなった体温を下げるための『体温調節』を担っています。
つまり、夏のような暑い時期に汗を多くかくのは必然なわけですね。
この時にかく汗が、『良い汗』と呼ばれる汗の場合、
サラサラとしていて臭いも発しにくくなります。
ですが、汗腺機能が衰えて分泌される『悪い汗』だと、
体内で吸収されるべき老廃物が再吸収されず、汗と一緒に出てきてしまいます。
老廃物を含んだ汗は、ベトベトして蒸発しにくく、
細菌の増殖を促進してしまうため、悪臭を放つようになってしまいます。
実は、汗腺機能を高める『汗腺トレーニング』を行うことで、
『悪い汗』を『良い汗』に変えていくことが可能です。
『良い汗』をかけるようになると、
- 汗をかいても臭いを発しにくくなるため、人との距離が近づいても安心できる
- 少ない汗の量で体温調節が可能になるため、暑い時期でも周りの目が気にならなくなる
- 身体のデトックスがうまくできるようになり、疲労回復/ダイエットにつながる
などなど、嬉しいことばかりです。
「汗腺トレーニング」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、
簡単な方法で汗腺機能を高めることができます。
汗腺機能を高めるための効果的なトレーニング:半身浴
汗腺機能を高める方法はすごくシンプルで、『汗を普段からかく』ことです。
汗をかく方法は色々ありますが、『運動』と思いつく人が多いのではないでしょうか?
ですが、運動って、いざしようと思っても中々できないと思います。
身体にいいとはいえ、運動が簡単にできるのであれば、
運動不足に陥る人なんていませんよね。
そんな、運動が大嫌いなあなたでもできる汗腺トレーニングとしておススメなのが、『半身浴』です。
スポンサードリンク汗腺機能を効果的に高める半身浴のやり方
以下のステップの順に半身浴をやっていくことで、
効果的に汗腺機能を高めることができます。
- 手足温浴
- 半身浴
- お風呂上りのケア
では、それぞれのステップについて見ていきましょう。
汗腺機能を高める:手足温浴のやり方
手足温浴はその名の通り手足を温めます。
手足温浴のやり方は、少し熱いお湯(42~44℃)で、少なめ(20~30cm)にお湯を溜めます。
溜めたお湯に、両腕の肘から先と、両足の膝下を浸し、
10~15分ほど手足を温めていきます。
お風呂に入る姿勢は、四つんばいの状態になれば、
手足のみを温めることができます。
ですが、お風呂とはいえ、四つんばいで姿勢を固定するのは色んな意味でつらいですよね。
そんな時は、お風呂の椅子を浴槽に沈めて、
その椅子に座るとやりやすいで試してみてください。
手足を温めただけで汗をかくのかと心配になるかもしれませんが、その点は安心してください。
5分も経つと大量の汗が出てくることでしょう。
そして、そのまま10~15分程温めてくださいね。
汗腺機能を高める:半身浴のやり方
手足温浴が終わった後は、湯船にお湯を足していき、半身浴の準備をしましょう。
少しぬるめのお湯(38~40℃)になるように調節してください。
お腹の上部(みぞおち)くらいまで浸かり、こちらも10~15分程度身体を温めます。
手足温浴は熱いお湯でしたが、半身浴はぬるめのお湯にします。
手足温浴の熱いお湯で交感神経を刺激して、
半身浴のぬるいお湯で副交感神経を刺激することで、
自律神経のバランスをとり、汗の量も正常化させることができます。
汗腺機能を高める:お風呂上りのケア
手足温浴、半身浴を行うと、身体は熱くなり、汗も大量に出ます。
寒い時期ならまだしも、暑い時期にはクーラーで一気に涼みたくなると思いますが、
急激に身体を冷やすことは控えてください。
もし、身体を急激に冷やしてしまうと、汗腺は正常に働かなくなり、
30分程度かけて行った汗腺トレーニングが全て無意味になりかねません。
タオルで身体を拭いた後、体温の調節はあくまでも自然にまかせてくださいね。
また、汗が大量に出ることで、体内の水分量はかなり減ります。
しっかりと水分補給しておきましょう。
汗腺機能を高めて臭わない汗を
臭くない汗、つまり、『良い汗』をかけるようになるには、
日頃から汗をかくことがポイントです。
汗をかく方法は色々ありますが、入浴とともにできる半身浴は、
汗腺トレーニングとして取り入れやすいと思います。
湯船に10分程度浸かるだけでも、少なからず汗腺トレーニングになるので、
時間がない、とか、夏場であっても、湯船につかるように心がけてくださいね。
また、入浴時に、発汗作用を促す入浴剤などを利用すると効果はさらに高まるので、
ちょっとした一工夫も加えてみてください。
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