PM2.5上昇の原因は中国ではない?症状と予防策は。

2014年3月29日

2013年7月上旬、近畿地方から関東地方にかけて、

微小粒子状物質PM2.5の濃度が上昇したことがありましたね。

PM2.5-上昇-原因

中国で発生したPM2.5が飛来したと世間では言われていますが、

中国だけが原因ではない可能性があるとの研究が、

気象庁気象研究所によって発表されました。

PM2.5とは

PM2.5とよく言われていますが、

その実態は一体何なのでしょう。

 

まず、PMというのは、particulate matterの略語です。

粒子状物質」という意味を持ちます。

そして、2.5というのは、粒子のサイズを指しています。

 

つまり、PM2.5とは、大気中に浮遊する粒子の内、

粒子径が約2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子のことです。

 

ちなみに1マイクロメートルとは、

1000分の1ミリメートルと、非常に小さいです。

参考までに、他の物体と比較すると、以下のような感じです。

PM2.5-サイズ-比較

燃焼で発生したすすや、風で舞い上がった黄砂が、

大気中で変質してできる粒子などから構成されています。

 

何故体に悪いのか

PM2.5は、先程お話しした通り、非常に小さい粒子です。

この粒子を吸いこんでしまうと、呼吸器官の奥深くまで入り込んでしまいます。

そのため、呼吸器、循環器および肺がんの発病の可能性につながります。

PM2.5-呼吸器-体内

実際に、気管支喘息になった方や、

アレルギー反応が起きた方などがいるようです。

 

人から人にうつるというものではないですが、

PM2.5が飛散してきたら、予防しておくことをお勧めします。

PM2.5の飛散予想は、日本気象協会で確認することができます。

 

PM2.5の予防策

極端な話、PM2.5を吸わないことが最大の予防です。

とはいえ、僕たち人間は呼吸しないと生きていけないため、

全く吸わないようにするのは難しい話ですよね (笑)

PM2.5-呼吸

PM2.5の吸う量を減らすことが重要になるため、

以下のような行動をとることが対策となります。

 

  • PM2.5が多い日は外出しない(必要最低限の外出)
  • 外出時は高性能なN95規格のマスクを着用する
  • 外出時はゴーグル上の眼鏡を装着する
  • 換気はなるべく行わず、空気清浄機を活用する
  • 手洗いうがいを徹底する
  • 帰宅時は家に入る前に服をはたいてPM2.5を家の中に入れない

 

ここで気をつけてほしいのが、

赤字で記載したマスクの規格です。

 

先程お話しした通り、PM2.5は非常に小さい粒子です。

そのため、通常のマスクでは、

PM2.5は通り抜けるので、あまり効果がないです。

 

なので、N95規格のマスクの装着をお勧めします。

N95規格かどうかは、マスクのパッケージに書いてありますので、

確認すればすぐ判断できるはずです。

PM2.5-マスク-N95

もし分からない場合は、

店員さんに尋ねてみるとよいでしょう。

 

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PM2.5の上昇原因

PM2.5の上昇原因は中国にある。

と、巷では言われていますが、

決してそうとは言い切れないデータが発表されています。

 

7月上旬、関東から近畿にかけ、PM2・5の濃度が
1立方メートルあたり約100~50マイクロ・グラムと、
国の環境基準(同35マイクロ・グラム以下)を
上回ったことがあった。
気象研究所の田中泰宙主任研究官らが、
この時期の大気の様子などを調べた。

米航空宇宙局(NASA)の人工衛星の画像を解析すると、
九州から本州の太平洋沿岸に
微粒子を含んだ空気が多く流れていた。
一方、中国から汚れた大気が流れた形跡はなかった

そこで、噴火活動が活発化していた桜島の噴煙が
どのように流れたかをコンピューターで想定したところ、
PM2・5の濃度が実際の観測結果とほぼ一致したという。

田中主任研究官は「PM2・5については
火山の噴煙も考慮する必要があることがわかった。
季節や風向きでどう影響が変わるかを引き続き調べたい」
と話している。

引用元:読売新聞

 

つまり、火山の噴火が原因の可能性が高いということです。

 

僕も、PM2.5は中国から流れてきていると思っていた人の一人です。

認識を改めなければならないですねぇ。。。

PM2.5-桜島-噴火

しかし、日本には桜島をはじめ、

雲仙岳、有珠山、浅間山などなど、

火山の数は少なくないですよね。

 

とはいえ、台風などと同じで火山は自然現象の一つです。

僕たち人間には、それを止める術がないところが難しいところです。

 

なので、せめて被害が大きくならないように、

予防対策をとっておくことをお勧めします。

マスクの準備ぐらいは、すぐできますしね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

PM2.5は、火山の噴火が原因でも上昇するのです。

中国、中国とばかりは言っていられませんね。

とはいえ、中国の大気汚染も半端じゃありませんが。。。

PM2.5-中国-大気汚染

自然現象には逆らうことができないのが、僕たち人間のさだめです。

でも、少しでも自分たちの身を守れるように、

非常時の備えについて、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

夏から秋にかけては台風の被害もかなり多いです。

そんな時の対策方法も以下でご紹介していますので、

よろしければご覧になってください。

台風対策に欠かせない6つの点検事項

 

ではでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。