香りで痩せる?アロマテラピーでダイエットできる理由。
昨今、様々な
ダイエット方法がありますが
どんなダイエットが自分に
向いているか分からない人
多いのではないでしょうか?
今回は、香りで痩せる、つまりアロマテラピーダイエットについてお話します。
あなたのダイエットに少しでも参考になれば幸いです。
はじめに
まずはじめに、香りが心身にどのような影響をあたえるのか、そこからですね。
これについては、以前当ブログで紹介していますので、
目を通して頂けると助かります。
最初に勘違いを避けるため、一つ断言しておきます。
香りで痩せると言われますが、
香りをかいでいるだけで痩せるというわけではないのです。
香りで痩せるというのは、
香りと身体のメカニズムをうまく利用して
ダイエットにつなげるということです。
このことは勘違いしないようにご注意ください。
食欲をコントロール
ダイエットで立ちはだかる最大にして最強の壁、
それは食欲ですよね。
三大欲求の一つと言われる食欲ですから、
これを抑えるには、かなりの意志が必要です。
食べたいのに食べられない、相当なストレスになること間違いないです。
しかし、アロマを有効に活用することで、
食欲をコントロールする方法があります。
そのためにキーとなるのは、自律神経を制御することです。
自律神経には、交感神経と副交感神経の二つが存在します。
この二つの神経と食欲の関連性ついて、お話していきますね。
副交感神経
何かを食べた時、体内で働く臓器は、
口、食堂、胃、小腸、大腸の消化器官です。
これらの消化器官を動かしているのが、副交感神経になります。
食事をした際、副交感神経が活発化し、消化器官を動かします。
この副交感神経は、リラックスする神経でもあるため、
食事をするだけで、人間は自然とリラックスできるのです。
リラックスを通り越して、眠くなるパターンも多々ありますが (笑)
人間は、このことを無意識的に覚えています。
そのため、イライラしてストレスがたまっていると、
そのストレスを解消するために、食べるという行為に走りがちになるのです。
ダイエットで言うと、食事を我慢するというストレスによって、
余計に食べたくなるという状態になります。
あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか (笑)
交感神経
交感神経は、心身を動かすために適した状態にする役割を持ちます。
太陽が昇るとともに、交感神経は活発化しだし、
昼にピークがきて、夕方には活動が収まっていきます。
寝起きは交感神経が活発ではないため、どうしても動く気が起きないですよね。
そんな時は、太陽の日を浴びろとよく言われませんでしたか?
これは、太陽の日を浴びて、交感神経を活発化することを指しているのです。
本題から少しそれてしまいましたが、
ストレスを感じた際、この交感神経が活発化されます。
交感神経は、心身を動ける状態にするとお話ししましたが、
ストレスがかかっていると、そのストレスに対し、
立ち向かう、もしくは、逃げる、の選択をします。
相手と戦う時、もしくは、狙われている相手から逃げる時、
体はどのようになっているでしょうか。
呼吸や鼓動は早くなり、緊張状態および興奮状態になっているはずです。
このような状態にある場合、食欲が湧きにくくなります。
お腹減らす余裕がありませんもんね (笑)
また、ノルアドレナリンと呼ばれるホルモンの分泌が促進されるため、
脂肪を燃焼させる脱共役(だつきょうやく)タンパク質が増えます。
ダイエットには交感神経の活発化
ここまでお話しした通り、交感神経の活発化が、
食欲抑制、脂肪燃焼の促進につながります。
とはいえ、これらの神経は、自律神経と呼ばれるだけあって、
自分の意志で制御できないのです。
しかし、アロマを利用することで、自律神経の制御が可能となります。
つまり、アロマテラピーでダイエットというのは、
自律神経を制御してダイエットにつなげるという方法なのです。
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アロマの種類とその効果
ダイエットに効果的なアロマをご紹介しようと思いましたが、
せっかくなので、その他のアロマについてもお話していますね。
交感神経を活発化するアロマ
代表的なものはグレープフルーツの香りですが、
他にもシナモン、カッシアの香りも、交感神経の活発化を促します。
副交感神経を活発化するアロマ
ラベンダーが一番有名どころです。
他にも、オレンジ、ヒノキの香りも、副交感神経の活発化を促します。
脂肪分解アロマ
先程、自律神経を制御してダイエットにつなげるとお話ししましたが、
実際には、脂肪分解作用のあるアロマも存在します。
気になる方もいると思うので、ご紹介しておきますね。
セージ、ヒソップ、ヒマラヤスギ、ユーカリなどがこれに当たります。
これらは、香りとして体に取り込むのではなく、
精油を植物油で希釈したアロマオイルを体に浸透させることで、
効果を発揮します。
特に、セージはセルライトの除去にも効果を発揮するので、
ダイエット用のアロマオイルはセージがおススメです。
セルライトって何?というかたは、コチラをどうぞ。
簡単にいえば、落ちにくい脂肪のことです。
むくみ解消アロマ
ジンジャー、ジュニパー、サイプレスなどが有名です。
これらは体にたまった老廃物も取り除いてくれるため、
血流の改善効果も期待できます。
こちらも、アロマオイルで使用するのがおススメです。
アロマの利用タイミング
香りで効果を得るアロマは、基本的にいつでも大丈夫です。
ただ、その効果を理解したうえで利用してくださいね。
例えば、寝る前に交感神経を活発化させると、
眠りにくくなるので注意です。
アロマオイルの場合は、代謝が促進されるお風呂上りが最も効果的です。
気になる部分に対して、手先、足先から
リンパを流すように塗りこむとよいでしょう。
アロマを使用する注意点として、
アレルギー反応が出ないかパッチテストをしておいてください。
アロマは雑貨屋などで簡単に手に入りますが、利用は自己責任になるため、
アレルギーの有無について事前に確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
香りを用いたアロマでは、自律神経を制御することで、
ダイエットにつなげているのです。
香りは意外にも心身への影響は大きいので、
過度の使いすぎはかえって逆効果になります。
適度なアロマのご利用をお願いしますね。
また、アロマ以外のダイエット方法についても、
当ブログでご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
ではでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
とても読みやすく分かりやすい記事をありがとうございます!
一つ気になったのですが、
副交感神経はリラックス、
交感神経は緊張状態ということで、
どちらも過剰に作用しなければ、
ダイエットにとっては良い効果があるように思えます。
リラックスさせることで、
衝動的に食べることは少なくなりそうですし、
逆に交感神経が体を緊張させることで、
体が活動的になって脂肪燃焼させるそうだからです。
そんなイメージを持ちましたが、
合っていますでしょうか?
回答いただけると嬉しいです!
モーリーさん、
記事を読んでくださりありがとうございます。
はい、合っていますよ。
自律神経系(交感神経と副交感神経)がバランスよく整っていれば、
通常よりもダイエットしやすいと状態だと言えますね。
ただ、世の中うまくいかないもので。。。
人間関係や勉強などのストレスといった「外的要因」によって、
自律神経系は大きく乱されることが多いです。
モーリーさんの周りに、受験勉強している子や就職活動している人とか見かけませんか?
余裕がなくてもうピリピリしているように見えると思います。
# 今現在そうなっている方たちが当コメントを見ていたらごめんなさいm(_ _)m
そのような方たちは、交感神経が「過度に働いている状態」です。
恐らく、モーリーさん自身もこのようなご経験があると思います。
このような状態の時に、自らの力で交感神経を抑え、
自律神経系を整えることは不可能に近いです。
なので、アロマといった手法で
自律神経系を整えてあげようというのが
当記事でお話ししている内容になります。
話が横道に逸れてしまいましたね。
結論をまとめると、
「アロマを使い自律神経系を整えることで、ダイエットしやすい身体になる」ですね。
モーリーさんの認識で合っていますよ。