「今日の夕飯、何にしよう…」
仕事から帰る電車の中で、あるいは保育園のお迎えに向かう自転車の上で、毎日この呪文を唱えていませんか?
私もそうです。35歳の会社員、未就学児が2人。帰宅してから寝かしつけまでの時間は、まさに戦場。正直、料理に手間をかけている余裕なんて1ミリもありません。
時短のために電気圧力鍋を導入しようと考える人は多いですが、ここで一つ大きな壁にぶつかります。
「普通の電気圧力鍋だと、容量が足りなくない?」
一般的な電気圧力鍋は3L〜4Lサイズが主流です。でも、カレーやおでんを「翌日の分まで」たっぷり作りたい共働き家庭にとって、このサイズは微妙に物足りないんですよね。
そこで今回、私が意を決して導入したのが、「ワンダーシェフ マイコン電気圧力鍋 楽ポンPRO 8.0L」です。
「8リットル!?」と驚かれるかもしれません。正直、私も最初は「業務用かよ」と思いました。でも、使ってみて確信しました。忙しい共働き家庭こそ、この「デカさ」が必要なんです。
今回は、このモンスター級の電気圧力鍋を実際に使ってみて感じた本音を、メリット・デメリット包み隠さずレビューします。
結論:作り置き派の救世主!「大は小を兼ねる」を体現した家電
まずは結論から言います。この商品は、「週末にまとめて作り置きをして、平日の料理時間をゼロにしたい人」には最強の相棒になります。
・4人以上の家族、または食べ盛りの子どもがいる
・カレーやシチューは「2日目も食べる」のが前提
・おでんや角煮を大量に仕込みたい
・平日は包丁すら握りたくない
・キッチンの置き場所に多少の余裕がある
逆に、1〜2人暮らしの方や、毎日違うメニューを少しずつ作りたい方には、完全にオーバースペックです。大きすぎて邪魔になるだけなので、回れ右してください。
でも、「質より量!そして時短!」という私のような同志には、これ以上の選択肢はないと言い切れます。
「楽ポンPRO 8.0L」ってどんな商品?
まずはスペックをざっくり確認しましょう。私が購入したのは楽天市場の「くらし弐番館」で販売されているスターターセットです。
- 商品名:ワンダーシェフ マイコン電気圧力鍋 楽ポンPRO 8.0L スターターセット OEDF80
- 容量:8.0L(調理容量は約5.3Lくらい)
- サイズ:幅37cm × 奥行34cm × 高さ36cm(約)
- 付属品:クッキングブック、蒸しす、掃除ピンなど
特徴は何と言ってもその容量。一般的な電気圧力鍋(4L)の2倍です。家庭用コンセントで使える電気圧力鍋としては、国内最大級のサイズ感だと思ってください。
「ワンダーシェフ」というメーカー、あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、実は圧力鍋業界では超老舗。プロの料理人も愛用するブランドなので、圧力鍋としての基本性能は折り紙付きです。
実際に使って感じた5つのメリット
ここからは、実際にキッチンで使い倒して感じた「良かった点」を具体的に紹介します。
1. カレーの「おかわり」に絶望しなくて済む
4Lの鍋を使っていた頃、一番のストレスは「カレーのルー1箱分(約8〜10皿分)」を作ると、鍋がパンパンになってしまうことでした。具材を入れすぎるとMAX線を超えてしまい、吹きこぼれの危険も…。
ですが、この8Lサイズならルー1箱分なんて余裕のよっちゃんです。なんなら1.5箱分くらい一気に作れます。
子どもが「おかわり!」と言った時、以前なら「あ、もう明日のお弁当分がない…」と絶望していましたが、今は笑顔で「いいよ!」と言えます。この精神的な余裕はプライスレスです。
2. 「おでん」の大根が丸ごと入るレベル
冬場の定番、おでん。これこそ8Lの真骨頂です。
小さい鍋だと、大根を入れるために他の具材を減らしたり、無理やり詰め込んで煮崩れしたりしますよね。楽ポンPROなら、大根1本分、こんにゃく、卵、練り物、牛すじ…買ってきた具材を全部放り込んでもまだ入ります。
しかも圧力調理なので、大根の中まで味が染みるのが爆速。朝セットして出かければ、帰宅時にはコンビニおでん顔負けのクオリティになっています。
3. ほったらかし調理の「静かさ」に驚く
圧力鍋というと「シュッシュッ!」という蒸気の音が怖いイメージがありませんか?
このマイコン電気圧力鍋は、調理中驚くほど静かです。加圧中はほぼ無音。蒸気が漏れる音もしません。リビングでテレビを見ていても、キッチンで調理していることを忘れるレベルです。
子どもがお昼寝している間に仕込んでも、音で起こしてしまう心配がないのは助かります。
4. 操作が「お年寄りでも使える」くらいシンプル
最近の家電はスマホ連携だの、液晶タッチパネルだのと高機能化していますが、忙しい時にそんな設定やってられません。
楽ポンPROは、ボタンが大きくて文字も日本語でハッキリ書いてあります。「白米」「カレー」「角煮」などのオートメニューボタンを押して「スタート」を押すだけ。
このシンプルさは、実家の母にプレゼントしても使えるレベルだと感じました。
5. 付属のクッキングブックが地味に使える
「スターターセット」に付いてくるクッキングブック。正直期待していなかったんですが、これが結構便利でした。
基本的なレシピはもちろん、8Lという大容量を活かした「丸ごとキャベツの煮込み」や「大量の豚汁」などのレシピが載っています。分量の目安がわかるので、最初のうちはこれを見ながら作れば失敗しません。
買ってわかった、正直なデメリット
もちろん、良いことばかりではありません。8Lならではの「苦労」もあります。
1. とにかくデカイ。置き場所問題は深刻
覚悟はしていましたが、実物は想像以上に大きいです。5.5合炊きの炊飯器と並べると、「親分と子分」みたいなサイズ感になります。
必ず設置場所のサイズを測ってください。特に「蓋を開けた時の高さ」も重要です。カップボードの引き出し棚などに置く場合、蓋が開かなくて取り出せない…なんてことになりかねません。
我が家ではキッチンの背面カウンターに常設していますが、かなりの存在感を放っています。
2. 洗うのがちょっと大変
内鍋(お釜)も当然大きいです。シンクが小さいと、洗う時に蛇口にぶつかったりして少し洗いにくいかもしれません。
また、電気圧力鍋全般に言えることですが、蓋のパッキンや蒸気口などのパーツを毎回洗う必要があります。食洗機対応ではないパーツも多いので、手洗いの手間は発生します。
3. 圧力が下がるまでに時間がかかる
これが意外な落とし穴でした。容量が大きい=中身が多いということは、冷めるのに時間がかかるということです。
調理終了のブザーが鳴ってから、圧力が完全に抜けて蓋を開けられるようになるまで、満タンに近い状態だと30分〜1時間近くかかることもあります。
「あと15分でご飯にしたい!」と思ってスイッチを入れると間に合いません。早め早めのセットが必要です。
他商品との違い:なぜ「4L」じゃダメだったのか
私も購入前は、アイリスオーヤマやティファールなどの人気メーカーの4Lサイズと迷いました。デザインもおしゃれですしね。
でも、家事効率化の観点から比較すると、決定的な違いがありました。
| 比較項目 | 一般的な4L圧力鍋 | 楽ポンPRO 8.0L |
|---|---|---|
| カレーの量 | 約8皿分(ギリギリ) | 約16皿分(余裕) |
| おでん | 具材を選ぶ必要あり | 好きなだけ入る |
| 作り置き | 翌日のお弁当分くらい | 2〜3日分の夕飯になる |
| 本体サイズ | コンパクト | 巨大 |
4Lサイズを使っていた友人のママ友は、「結局、入り切らないから別鍋で野菜を茹でたりしてる」と言っていました。それじゃあ意味がないんです。
「1回の調理で、3日分の自由な時間を買う」
これができるのは、8Lという圧倒的な容量を持つ楽ポンPROだけでした。
よくある質問(Q&A)
購入前に気になっていた点を、Q&A形式でまとめました。
おすすめな人・おすすめしない人
ここまでを整理して、どんな人にこの商品が向いているのかをハッキリさせます。
これなら買っても失敗しない!おすすめな人
- 4人以上の家族構成の方
- 「作り置き」で平日を乗り切りたい共働き夫婦
- 食べ盛りの中高生がいる家庭
- ガスコンロの口数が少なくて料理が捗らない方
- おしゃれさよりも「実用性」と「容量」を最優先する方
やめたほうがいい!おすすめしない人
- 一人暮らし、または小食の二人暮らしの方
- キッチンに十分なスペースがない方(本当に大きいです)
- 毎日違う料理を少しずつ作りたいグルメな方
- 家電のデザイン性(見た目)を重視する方
まとめ:キッチンに「頼れる相棒」を迎えよう
「ワンダーシェフ マイコン電気圧力鍋 楽ポンPRO 8.0L」は、正直言って万人向けの家電ではありません。デカイし、重いし、場所も取ります。
ですが、毎日仕事と育児に追われ、「料理をする時間がない」「量が足りない」と悩んでいる家庭にとっては、これ以上ない強力な助っ人になります。
金曜日の夜に材料を放り込んでスイッチを押せば、土日のランチまでカレーが持つ。この安心感を手に入れたことで、私の週末は劇的に楽になりました。
「おしゃれな料理」よりも「家族のお腹を満たす大量の料理」が必要なあなたへ。
この無骨で頼もしい8Lの圧力鍋は、きっとあなたの家事負担を物理的に半分にしてくれますよ。スターターセットならレシピ本も付いているので、届いたその日から「ほったらかし大量調理」デビューが可能です。
ぜひ、この快適さを体験してみてください。